テクノロジ
住宅の空き部屋を旅行者に有料で貸し出す民泊が日本でも少しずつ広がりを見せていますが、大手不動産会社の東急不動産は、人口減少・少子高齢化を背景に増加傾向にある空き家を民泊向けの設計にリノベーションし、民泊事業に参入することを発表しました。 本…
賃貸マンションで部屋を選ぶ際に気になることといえば間取りや築年数などがあげられますが、日当たりについても注意しながら物件探しをする人も多くいることでしょう。 実際、1日を通して日差しの入る時間の長い南向きの部屋が一番人気と言われており、土地…
不動産業界では徐々にVRやARといったバーチャル技術が広がりを見せていますが、その場にいなくても遠方から物件を内見することができたり、家具配置のシミュレーションを行うなど着実に活用されるシーンが増えてきています。 さらに近年では、自分が今見てい…
日本で即日完売したマンション物件の共通点を調べてみると、都心まで電車で30分以内であることや最寄り駅まで徒歩10分以内であることなどが挙げられるほか、周辺の治安が良いことも条件に含まれる重要な要素になっていました。 治安の悪いエリアにわざわざ住…
グーグルやテスラモーターズは積極的に自動運転の開発に力を入れており、将来的には自動運転の普及によって都市の車は最大で90パーセント近く減少、さらに次の30年で都市の駐車場は半分になって、今は当たり前に存在するガソリンスタンドも消えてなくなるこ…
近年、人工知能を取り入れる企業はますます増えてきており、グーグル社ではさらに人工知能の活用を進めるため、2014年に一般の住宅で使用できる室温制御装置「ネストサーモスタット」を提供するNest Labs社を買収しました。 ネストサーモスタットとは、人工…
世界の建設市場規模は2015年時点で約453兆円とも言われていますが、イギリスのグリーン・ビルディング協会によれば調達スケジュールや管理ミスなどで建設資材の15%が無駄となり最終的に廃棄されているそうです。 また、アメリカ建築家協会でもアメリカ全土…
スマートシティとはIoT技術を用いながら利便性向上を目指した新しい都市のことを指しますが、日本でも大手不動産会社の三井不動産が災害発生時に施設の被災状況や住民の避難状況をIoTを活用しながら迅速に把握、避難誘導や帰宅困難者受け入れの支援にも役立…
建物の維持管理費は、実は設計や建設費よりもかかると言われています。 というのも、建物の維持管理業務は設計図や竣工図を見ながら行うのですが、これらの資料には設備の詳細までは記載されていませんから、設計図と竣工図のほかに設備の一覧表も付き合わせ…
顧客がイメージする理想の住まいを忠実に再現することは難しく、実際、間取りに関して後悔する人も多くいるそうです。部屋の方角や窓/扉の設置場所によっては風通しが悪くなるため、湿気がこもって洗濯物が乾きにくかったり、湿度の高い夏場には室内が蒸し暑…
アメリカロサンゼルスの地下鉄工事やカナダの次世代型路面電車の建設工事といった巨大プロジェクトでは、BIMという最新の設計手法が用いられていて、イギリスやフィンランド、シンガポールでも公共事業でのBIMの活用が義務化されるなど、様々な場面でこのBIM…
建築業界最大手である大和ハウスは、2015年6月にマレーシア最大手デベロッパーのSunway Berhad社と共同でプレハブ工法による戸建住宅の開発・販売に取り組むための業務提携を行い、戸建住宅の開発・販売を行うための合弁会社を設立しました。 プレハブの家と…
不動産投資では物件を選定する際に「この物件は投資するに値する物件だろうか」という目利きが必要で、実際に物件を見ることも意思決定の材料になりますから多大なる時間と労力が欠かせません。 そのような時間や労力を費やさずに信頼性の高い不動産分析デー…
ビックカメラや銀座の回転寿司店「銀座沼津港」などがビットコインによる決済に対応するなど、お金のあり方を変えてしまうのではないかという可能性から大きな注目を集めている仮想通貨ですが、この仮想通貨が成り立つ上で重要な役割を果たしているのは「ブ…
最近では、スマートフォンと自宅にある電子機器がセンサーやソフトウェアでつながり、スマホ一つで自宅のセキュリティ状況を確認したり、電気や様々な電子機器のスイッチを入れたりすることができるようになりつつあります。 現在、世の中に物理的に存在する…
住友林業が2041年を目標に、高さ350mの木造高層ビルを、東京に建てる計画を発表しました。近い将来、木のぬくもりを感じることができる高層ビルによって、テクノロジーと自然が調和し、人間が破壊してきた地球環境を、もとある姿に近づけることができるかも…
建築業界は最先端のテクノロジー導入が早い業界ではありません。しかし、VR(バーチャルリアリティ)を建築のプロセスに導入することによって、紙上のデザインと実際に建物が完成した時のギャップを大きく埋めることができることから、昨今新しいテクノロジー…
建築家の黒川紀章さんが設計したことで有名な銀座の中銀カプセルタワービルをご存知ですか? 1部屋1部屋がカプセル型をしているのが特徴的なこのビルは竣工から46年も経過していますが、最近ミュージックビデオ等の撮影に使用されたこともあり再び注目を集め…
カンボジアの首都プノンペンでは2014年に町全体の地質情報や地盤情報を3次元化するプロジェクトが行われ、2017年には日本でも「i-Construction」という建設事業のハイテク化を目指した国土交通省の政策の一環で、東京都の3次元地盤モデルが作成されました。 …
ドローンは様々な業界で商業的に活用され始め、2017年のセールスは対前年比300%にあたる250万台にまで増えています。その中でも不動産業界での市場は他の業界に比べて大きく、2020年までに商業利用目的で使われるドローンの内約22%が不動産に関するものにな…
ノルウェーの北部に位置するスヴァルティセン氷河の麓に、世界初の自家発電を行うことができる「Svart Hotel」の建設が進んでいます。このホテルが位置する場所は北極圏の中にあり、自家発電を行うことができるホテルであるゆえに、世界で最北端にある発電施…
過去数十年にわたり、品質や安全性、コスト削減や建設のスピードアップのために多くの新しい建築資材が開発されてきた結果、最近では建築や建設のあり方を大き変えてしまうのではないかと注目を集める革新的な素材が登場してきているようです。 総工費の半分…
パソコンやスマートフォンだけでなく世の中に存在するありとあらゆるものをインターネットに繋ごうというIoT(Internet of Things)の活用が大きな注目を集めており、最近では実際に私たちの生活を変えるIoT家具が登場し始めています。 IoTについてソフトバン…
工事完了前の未完成物件を購入する「青田買い」は、契約時期によっては希望に応じた間取り変更ができるなどのメリットがある一方で、購入するかどうかの判断材料は業者が提示するパンフレットや完成予想図のみしかないというデメリットもあります。 そんなデ…
不動産価格が高騰し始めた1990年頃の日本ではマンションにも新しい付加価値が求められるようになり、それまでは高級マンションでしか見かけることのなかったオートロックが一般的なマンションにも取り付けられるようになりました。 その後も音声のみだったイ…
どの業界でも単純な作業はどんどんロボットやAIに行わせようという流れにある中、スイスの連邦工科大学チューリヒ校の研究チームによってロボットによる住宅の建設プロジェクトが行われているなど、家を建てるロボットが大きな注目を集めています。 これまで…
自動車の運転サポートとして注目されている、自動運転は、私達の移動手段を変化させるだけでなく、消費生活にも大きな影響を与えるかもしれません。 2018年1月にラスベガスで開催された、最新技術や製品を発表する見本市であるCES (The International Consum…
映画「めぐり逢えたら」の中でトム・ハンクスが演じたサムの親子がシアトルのユニオン湖に浮かべたボートハウスで生活していたように、水上に浮かぶ家での生活に憧れを抱いている人は少なくないのではないでしょうか。 日本でも古くから船屋などのように水上…
不動産の分譲業とは「建物の建設を行い、それを分譲して収益を得る事業」のことをいいます。用地の取得から物件の開発、販売から引渡しまでの一連の流れは、一般的にマンションの場合で1~3年かかると言われています。 この1〜3年の間に地価が下落すれば土地…
次の5年〜10年で3Dプリンターの技術は大きく発展し、2030年のドバイでは25%のビルが3Dプリンターで建てられると言われています。そこではむしろ、建物を「建てる」というよりは「プリント」すると言った方が表現としては正しいのかもしれません。 3Dプリンタ…