Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

とりあえずの返事は「できます」のみ。そのハッタリが本物の自信とイノベーションを生む。

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会社で、自分の能力以上の仕事を任されてしまうことってありますよね。こんな時には不安やプレッシャーを感じてしまい、ついつい「できません」と拒否したくなるものです。しかし、ここであえて「できます」と”ハッタリ”を使ってみるのも、現状の自分を打ち破るためには効果的なことなのかもしれません。

iPS細胞の研究でノーベル賞を受賞した山中伸弥さんは、やったことのないこと、できそうにないことにも「できます」と言い続けて成功をつかんできた人物です。

当時日本ではまだ進んでいなかった分野を研究をするため、アメリカ留学を志していた山中さん。雇ってくれる研究室を探していたのですが、なにせ日本で進んでいない分野ですから十分な知識がない状態。

にも関わらず山中さんは、かつて一度もやったことのない実験に対しても「できます」と書いて手あたり次第手紙を送り続け、どうにかこうにかアメリカの研究室で働けることになったのだそうです。

しかし当然「ウソ」のままアメリカへ渡ることはできません。その後3か月にわたって知り合いの先生から手ほどきを受け、手紙に「できます」と書いたことは身に付けてからアメリカへ渡ったと言います。

帰国後、山中先生は奈良先端科学技術大学院大学の助教授のポストを得たのですが、この時も採用面接で、できるかどうか全く自信がないことに対しも「すぐできます」と答えていたんだそうです。

超ポジティブなお笑い芸人として活躍しているノンスタイルの井上裕介さん。ノンスタイルがM-1でグランプリを獲ったのは2008年で、もうずいぶん前のことになりますが、井上さんはM-1で優勝する前からテレビ等のメディア露出時に「M-1で優勝しました!」と、強気な発言をしていたそうです。

「それは自分に言い聞かせる自己暗示みたいな意味もあったけど(中略)それで誰かが、『お前らイケるやん』と言ってくれたら、ハッタリが本物の自信になってくる。」―井上裕介さん

ビジネスにおいてもハッタリが必要と明言している方が、ここにも。「イノベーションとはハッタリをかまし、それに挑戦すること」と述べるのは、エステー会長の鈴木喬氏。ハッタリをかますことで、もしそれがダメな場合は場合で「何がダメか」を考える機会になるため、いずれにしても"良い結果"になると説明しています。

確かに、正直に「できない」と伝えることも大事です。でも、時には少しだけ勇気を出して「できます」と言ってみてはどうでしょう。「できます」という言葉には自信とモチベーションを与えてくれる不思議な力が秘められているようですから。

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