Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

“努力をしない努力”をしろ「やみくもに努力する人は明らかに二流である」

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敗戦後の日本を復興させた高度成長期は社会全体が貧しい中で、急速に起こった経済発展でした。

確かに貧しかったのは紛れもない事実なんですが、頑張れば頑張った分だけ生活が豊かになって、努力は目に見える形で表れていたので、今の時代から考えれば、古き良き時代だったと言えるかもしれませんね。

けれど、生活が豊かになった今、仕事の効率を考えず「努力は良いこと」という精神論のみが生き残っていることが、現在の様々な問題を生み出しているように思うんです。

特に今の若者は何かに取り憑かれたように努力することに必死になってるんですけど、そのせいでストレスを抱えることも少なくないんですよ。

脳科学者の中野信子さんが多国籍の研究員が在籍するフランスの研究所にいた頃、研究員はみんな同じ装置を使って脳機能を測るという全く同じ作業をしてたらしいんです。

でも、驚くことに仕事の進め方は、それぞれの国柄によって全然違っていました。

中野さんはこの様子から、日本人は自分を痛めつけて苦労することこそが努力だと考える一方で、他国の人たちは努力とは目的を効率よく達成するための工夫に過ぎないという異なる考えを持っていることに気付いたそうです。

私たちは技術や能力を磨こうとする時、無意識のうちに既に習得していることに注力してしまう傾向にあります。

これは勤勉な日本人に見られる非常に残念な傾向なんです。このような場合、たとえ数十年の長い年月を費やしても、仕事の総合的な質は上達しないことが様々な研究によって明らかにされています。

時間をかけた努力が必ずしも将来の成長に繋がるわけではないんです。

元マイクロソフト日本法人社長の成毛眞さんは、つねに「頑張らない」「我慢しない」「根性を持たない」という三原則をモットーにしてきたと言ってましたが、昔のように根性論で物事を考えるのではなく、濃く、短く、そしてスマートに働くことが求められる日本人にとっては非常に大切な概念ですね。

「一流の人間とそうでない人間の違いは、何を努力すればいいのかがわかっているか否か、という点につきる。やみくもに努力をするのは二流の人間だ。一流の人間は、最短で目的を達する方法を理解し、そのための努力は惜しまない。」--成毛眞

堀江貴文さんは東京大学を中退したことは有名ですが、当初F判定からの現役合格だったことはあまり知られていません。

堀江さんは当時を振り返りながら「勉強でも仕事でも歯を食いしばって努力したところで大した成果は得られない」と述べているところが印象的です。

堀江さんが毎日10時間の睡眠を確保しながらも現役で東大に合格しました。

効率を考えて上で、勉強する科目の優先順位を決めたことはもちろんなんですが、自分にとって優位な文系を選択するなど、戦略を綿密に立てていったことが大きな結果を生みました。

もう、がむしゃらに頑張るだけが努力ではないのでしょう。「努力をしない努力」が求められる時代が、もうすぐそこまで来ているような気がします。

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