Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

若者の方が圧倒的に正しい「嫌な仕事をして稼いだお金を、企業にマーケティングに煽られて全部使ってしまう人達」

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よく不動産の広告などで、「極上のライフスタイルを提供します」といった文言が目にとまります。しかし、このような企業のマーケティングコストは、しっかりと不動産を買う消費者が払う値段に上乗されており、言い方を変えれば、消費者は自分でお金を払って、自分の購買意欲を促進させ、モノやサービスの本質的な価値を理解せずに消費活動を繰り返しているように思えます。

つまり、現在の日本人は、マーケティングや流行に踊らされてばかりで、モノの本当の価値が見えていないということになりますが、近年、経済危機が直撃し、失業率が23パーセント(若者は50パーセント)を超えるスペインでは、仮に金銭的に裕福な人達であっても、大して美味しくもないコーヒーに300円、400円も払う人の気が知れないと、大手コーヒーチェーンに行く人達を不思議な目で見ているそうです。

コーヒーハンターである川島良彰氏によれば、コンビニのコーヒーも、一杯1000円の高級ホテルのコーヒーも味は大して変わらないと言います。また、本質を見極めるという意味では、最近の若者は何かモノを買う時、値段や概要を徹底に検索すると同時に、正しい価値の物を見つけることに快感を覚え、そのための手間を惜しむことはありません。

多くの人達は、このようなスペイン人や若者たちを「かわいそう」だと罵るかもしれませんが、彼は質素でありながら、特に地味というわけではなく、マーケティングによって価値が膨張された物には一切お金を払わず、本当に美味しいもの、本当に楽しいことだけに、自分のお金を使って、QOLを重視したいというのが本音なのでしょう。

フランスの紙幣にも肖像画が印刷された小説家のヴィクトル・ユーゴーは「時にかなった思想は、軍隊よりも強力である」と述べました。

やりたくもない仕事をやって稼いだお金を、マーケティングに煽られ価値の無いものに使っている人達と、質素ながらも、価値のない物にお金を払うことを断固拒否し、自分が本当に良いと思えるものにお金を使おうとする人達と、どちらが時代にあった思想を持っているのかをそろそろ真剣に考えていく必要があります。

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