Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

スティーブ・ジョブズ 「昼寝ができないような会社には来たくない。」

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午後になると仕事中に机をカタカタを叩いたり、アメ玉を最後まで舐めきれずに途中で噛む、もしくは特にお腹が空いているわけではないのにも関わらず、無性に何かを食べたくなるという現象は忙しい現代人であれば誰もが自覚していることではないでしょうか。

実は最近の研究によってそれらの行動は、脳の覚醒レベルが低下し始めていることを私たちに伝えるための警告サインだと言うことが分かってきたのです。

机を叩いたり何かを噛んだりするなど、リズムのある運動を始めると、脳ではセロトニンと呼ばれる幸せホルモンが分泌され、低下し始めた覚醒レベルを高めようとするのですが、言い換えれば、それは脳がすで疲れ切っていることの何よりの証拠だと言えます。

広島大学名誉教授であり睡眠に関する専門家でもある堀忠雄氏によれば、人間の体は前の晩にどれだけ十分な睡眠をとったとしても、体温の変化によって起床してから8時間後には必ず眠気が起こるようにできているため、14時から16時にかけて眠くなるのは当然なのだそうです。

そのため、その時間帯に昼寝をすることは体にとって非常に理にかなった行為だと言え、実際、シエスタで有名なヨーロッパだけでなく、東南アジア、南中国、そして中南米地域でも同じように昼寝の習慣があります。

興味深いことに、ナショナルジオグラフィックによると、昼寝の習慣があるこれらの国や地域は、だいたい赤道をはさんで緯度にして南北45度の範囲に分布しており、実はこの範囲に日本も含まれているのです。

その証拠に、今ではちょっと信じられないかもしれませんが、戦前の日本では短い昼寝の習慣や、おやつ休憩の時間が社会的に認められていたと言われています。しかし、戦後の急速な経済成長によって、気が付いたら昼寝もおやつ休憩もなくなってしまいました。

アップルの創業者、スティーブ・ジョブズはかつて「昼寝ができないような会社には来たくない」という言葉を残すくらい、昼寝の時間を大切にしていたのだと言います。

確かに、現代人はスマホの充電は絶対に忘れないのにも関わらず、自分自身の充電は疎かにしがちなのではないでしょうか。でも、もう少し自分の体を休めてあげても誰も文句は言わないはずです。

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