Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

東京大学教授「東大入試に体育が加われば社会構造は良い方向に大きく変わる。」

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ある調査によれば、全国の小学生の約4割が片足立ちを5秒以上できない、もしくは前屈をしても床に手が届かないなど、骨や関節、そして筋肉に機能不全を持っていることが分かってきました。

最近の小学生は、名前を呼ばれても大きな声で返事をしてピシッと起立できる子はほとんどおらず、整列するときにも壁にもたれかかる、足をクロスさせて立つ、座り込む、そして中には寝そべるなどする生徒が本当に目立って来ているのだそうです。

そういった状況に対して、ほとんどの人は「親のしつけがなってない」と指摘するのかもしれませんが、実際のところ、問題はしつけではなく、体幹筋が十分に発達していないだけなのではないでしょうか。

最近は、3歳で中学レベルの読み書きができる子供が話題になるなど、かなり早い段階から子どもを勉強漬けにする親が増えてきているため、子どもたちは走り回ったり、物にぶら下がったりして体幹を鍛える機会を失っているのです。

体の中心の筋肉が未熟だと、きちんとイスに座ることができないので前頭葉に血流が行かず、そういった状態になってしまうと、意識が散漫になって、先生が何を言っているのかが分からなくなり、その結果、質問されても即座に答えることができなくなります。

さらに、体幹筋が発達していない子どもは、副交感神経と呼ばれる、体をリラックスさせて気分を消極的にしてしまう自律神経が常に優位になってしまうため、「面倒くさい、やりたくない」が口癖になってしまうのです。

東京大学の深代千之教授は、日本人の学力の低下は明らかに体力不足が原因だと示しており、もし東大入試に体育が加われば親たちがもっと真剣に子どもたちの基礎体力について考えるようになって、子供の学力が向上し、それが将来の日本への投資にもなると述べています。

高い建物を建てようとするならば、まずは徹底的に地面を固めなくてはなりません。それと同じで、知識や経験を自分の中に積み上げていくには、まずは体幹を固めてからにした方が確実なのかもしれません。そうしないと、途中で倒れてしまうでしょうから。

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