Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

3Dの技術を使って住居の空気や風の流れを設計することで、生活の質は何倍にもよくなる。

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顧客がイメージする理想の住まいを忠実に再現することは難しく、実際、間取りに関して後悔する人も多くいるそうです。部屋の方角や窓/扉の設置場所によっては風通しが悪くなるため、湿気がこもって洗濯物が乾きにくかったり、湿度の高い夏場には室内が蒸し暑く過ごしづらいなどの問題が起きてしまいます。

もし建設前に室内の風通しの良し悪しを確認することができたなら、より一層、顧客が理想とする住まいを提供することができるようになるかもしれません。

ソフトウェア開発会社のクレイドル社は「熱流体解析ソフトウェア」を使いながら、住宅やビルの設計段階で目に見えない空気の流れを可視化し、部屋のすみずみまで風が吹き抜けやすい建物の設計を可能にしました。

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設計に使用している建物の3D画像とソフトウェアを連動させることで室内の風の流れがアニメーションで表示されるのですが、この解析データを使いながら設計すればどこに窓を設置すればよいか、どちらの方角に部屋の入り口を設置すればよいかなど、風の流れの良い住宅が簡単に設計できるようになります。

また、住宅周辺の街並みを3Dモデル化させた後に熱流体解析ソフトウェアに読み込ませれば、建物周辺の風の流れも知ることができるため、周辺環境の風の流れも考慮しながら住宅の設計をすることも可能でしょう。

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アメリカに本社を構えるアンシス社も熱流体解析ソフトウェアを開発している企業の一つで、同社は熱流体解析ソフトウェアは防災にも活用することができると説明しています。

空気の流れを知ることで火災時の煙の広まり方をシミュレーションすることもできますから、避難計画の作成、検知器やファンなどの消火装置の最適な配置場所を決定したりすることもでき、特に、一般の住宅やオフィスビルよりは火災などの危険性がある工場では、風の流れのシミュレーションは積極的に行われるべきなのかもしれません。

風の流れまでもコントロールできてしまう時代、この先、顧客がイメージする理想の住まいをもっと忠実に再現し提供することができるようになれば、不動産業の仕事に対してより一層やりがいを感じられるようになるのではないでしょうか。

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