Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

仕事の同僚と吹雪のテント中で2ヶ月間一緒に過ごせますか?

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皆さんは登山をされたことはありますでしょうか?経営はしばしば登山に例えられたりもしますが、昨今ゴルフではなく共に登山に行くという企業の幹部の方々も多いそうです。

「エゴがチームを強くする 登山家に学ぶ究極の組織論」という本は、ゴールドマン・サックス社に勤めた後に登山家になったという経歴をお持ちのアリソン・レヴァインさんが書いたものです。彼女は、一歩間違えば吹雪の中で命を落としてしまう登山と経営を上手く照らし合わせながら、企業の組織論について説明しています。

アリソンさんがエベレストに登る際のチーム編成をする時、自分自身に二つの問いかけをしたそうです。一つは「この人に命を預けられるか?」、そして、その答えが「イエス」なら、「この人と同じテントで2ヶ月過ごしたいか?」

皆さんの周りのチームメイトはいかがでしょうか。登山家として、一緒にエベレストの頂上を目指すという視点で考えれば、いくら優れたスキルがある人でも、相手を思いやれない人とは一緒に山を登りたくないですよね?

かといって、登山のスキルがない人と一緒にエベレストの頂上を目指しても、恐らくチームの目標は達成できないでしょうから、チームで大きな目標を達成する時には、スキルと意欲をほどよく持ち合わせた人たちとチームを組まなければなりません。

また、登山ではとにかく一心に山の頂上を目指すイメージがありますが、天候やエネルギー補給を考慮し、山頂にたどり着くために何度も何度も山を「下る」必要があるんです。

「下る」と聞くとゴールから遠ざかっているように見えるかもしれませんね。ですが、プロのスポーツ選手が仮に絶好調の時でも、基礎を繰り返し何度も反復して行うように、目標に近かづくためには、時として後ろに戻らなければならない時もあることをしっかりと覚えておいて下さい。

さらに、会社経営も登山をする時の気候と同じように、常に変化する環境を自らの手でコントロールすることはできません。会社が唯一コントロールできるのは、常に変化し続ける市場環境への対処の仕方だけなんですね。変化に対する恐怖は一向に構いませんが、慢心や傲慢は間違いなく命取りになります。

いかがでしょうか?皆さんはいまの周りのチームメイトと吹雪の登山に行く勇気はありますか?強い絆を作るためには、もっと深いレベルで周りの人たちのことを知る必要があります。

家族のこと、友人のこと、そして仕事以外のこと、何でも構わないと思いますので、もっともっと仲間のことを知って、吹雪の山で山頂を目指せるよう、絆を深めていきましょう。

エゴがチームを強くする 登山家に学ぶ究極の組織論

エゴがチームを強くする 登山家に学ぶ究極の組織論

  • 作者: アリソン・レヴァイン,小林由香利
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2015/08/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)