Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

どんな素晴らしいアイデアでも、ビジネスとして成立しなければ、ただの趣味で終わってしまいます。

f:id:goodlifejournal:20181210154809j:plain

(出典:ウレぴあ総研)

日本のロックンロールの神様と言えば、矢沢永吉さんですよね。

矢沢さんがアーティストとしての才能をお持ちなのはもちろんのことですが、矢沢さんの凄いところはアーティストとして才能を発揮されながら、経営者としても活躍されていて、創造性とビジネスの両サイドをしっかりと理解しているというところにあるのではないかと思います。

ただ面白いものをつくるだけではなく、それをしっかりと自分で管理し、利益の出るビジネスとして成立させている矢沢永吉さんの「アー・ユー・ハッピー?」という本をご紹介させて下さい。

普通、ミュージシャンや俳優、そして芸術家などというクリエイティブな仕事をする人というのは、ビジネス的な部分はあまり気にせず、とにかくいい作品をつくることだけに集中することが多いですよね?

もちろん、アーティストがよい作品をつくろうと努力するのは当然ですが、上手くビジネス的に成立しなければ、ただの趣味で終わってしまいます。

矢沢さんは自身で会社を設立し、自分の作品を自分で管理するようになった背景について、ビートルズの影響が大きかったとご自身の本の中で仰っているんです。

ビートルズは創造性の塊のようなイメージがあるかもしれません。でも、実は当時はまだ珍しかったコンセプト・アルバム(シングルの音源ではなく、現在のCDアルバムのようなもの)に力を入れたり、世界で初めてプロモーション・ビデオをつくるなど、自分たちの創造性をしっかりとビジネス変えていけたからこそ、大成功できたということを忘れてはいけません。

天才と言われたビル・ゲイツにしても、しっかりとビジネス的な概念を持っていなければ、ただの技術屋で終わっていた可能性は十分にありえることでしょう。

最近のシリコンバレーの起業家には、テクノロジーの学位とMBA(経営修士)を両方持っているなんていう人も普通にいる時代になってきています。

人工知能やオウンドメディアなど、まだ世間的にはマネタイズが未知の領域と言われる分野に取り組んでいますが、裏ではしっかりとビジネスとして成立させるために、日々知恵を絞り続けているんです。

皆さんも、いいアイデアを思いついただけで満足しないで下さい。

矢沢さんが「音楽を書きながら経営者になるアーティストがいないんならオレがなってやるよ」と仰ったように、クリエイターの視点と経営者の視点の両方を持ち合わせた人こそ、次の時代に通用するビジネスマンだと私は思います。

アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)

アー・ユー・ハッピー? (角川文庫)

  • 作者: 矢沢永吉,有賀幹夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/04/24
  • メディア: 文庫