Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

すぐに効果がでないことこそ、本当の意味でやる価値があるものです。

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皆さんはジョギングなどはしますでしょうか?街を歩いていて、ジョギングをしている人を見ると、つい自分も明日から始めたくなってしまいますが、実際に始めてみるとなかなか長期的に続けていくのが難しいですよね?

小説家として、もう35年近く毎日休まずランニングを続けている村上春樹さんが書かれた「走ることについて語るときに僕の語ること」という本をご紹介させて下さい。

村上春樹さんは、身体的にも、精神的にも、どうやって自分を追い込んでいけばいいか、どれくらいの休養が妥当で、どれくらいの外部の風景を意識し、どれくらい内部の自分に集中すればいいのかという概念をランニングから学んだと言います。

皆さんは、少なからず常に競合他社や同僚など周りを意識しながら仕事をしていますよね?

でも、ランニングは他人と競争するものではなく、自分が設定した目標を達成できるか、できないかということだけで、村上春樹さんは「どんな髭剃りにも哲学がある」という言葉を引用して、どんなにつまらないことでも、日々続けていれば、自分なりの意味ある視点が生まれてくると言っていますよ。

当たり前ですが、10年でも、1年でも、もしくは1ヶ月という短い期間でも、しっかりと目標を持って仕事をする方がよい結果が出ることは間違いありません。

村上春樹さんは、与えられた個人の限界の中で、少しでも効率的に自分を燃焼させていくことがランニングの本質であり、走る距離が長い短いに関わらず、「ランニングをする」という行為そのものが、目標を達成することを確実に助けてくれるのだと言います。

そもそも、頭の良さとか、クリエイティビティなどと言う前に「基礎体力」というものは、創造的な仕事をするためには欠かせないもので、そういった意味でも、ランニングはそれだけやる価値のあるものなのでしょう。

忙しいなんて言っていたらランニングなどいつまでもできませんし、始めて数週間で何か劇的な効果が出るわけでもありません。

でも、すぐに効果がでないことこそ、本当の意味でやる価値があるのだと思いますよ。

仕事にしても、それ以外のことにしても、この概念は同じことなのではないかと思います。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

  • 作者: 村上春樹
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/06/10
  • メディア: ペーパーバック