Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

「常に締め切りを守る」仕事の仕方をしている人は、100人に1人もいません。

f:id:goodlifejournal:20181210170708j:plain

皆さんは、予算の見積もりをお客さまによく出すと思いますが、「時間の見積もり」を自分自身に提出することはどれくらいあるでしょうか?もちろん、ほとんどの方が、自分の時間は自分でしっかり管理しているから問題ないと思うかもしれませんね。

もちろん、1回、2回の納期をしっかり守ることはそれほど難しくないでしょうが、「常に締め切りを守る」という仕事の仕方をしている人は、実際、100人に1人もいないのだと言います。

Windows95の開発に関わり、ビル・ゲイツとも一緒に仕事をした中島聡さんの「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」という本をご紹介させて下さい。

基本的に人の能力が数ヶ月で劇的に向上することはまずありませんが、時間の使い方を徹底的に突き詰めて、生産性を上げることは可能なんですね。

例えば、皆さんは仕事を締め切りのギリギリに間に合うようにスタートとして、期限に間に合わず、「もっと余裕を持っておけばよかった」と思ったことはありませんか?

この「もっと余裕を持っておけばよかった」と後悔する概念を心理学では「スラック」と言い、スラックとはたるみやゆるみなどの心の余裕を表します。

徹夜をしたり、常に締め切りに追われてスラックを持てない期間が一定期間続くと仕事の生産性がどんどん落ちていくということは様々な研究で明らかになっています。一晩徹夜をすると、職務遂行能力は学習障害がある場合と同じぐらいまで低下するという研究までありますからね。

アメリカのミズーリ州の病院では緊急で治療しなければならない患者がどんどん運び込まれてくるため、予定していた手術は何度も何度もスケジュール変更をしなければなりませんでした。

そのため、手術のために準備していた医師の時間が無駄になり、手術がどんどん深夜にずれ込んで、医師は睡眠不足になってばかりいたんです。

皆さんも同じような経験はありませんか?

そこで、今までは常にどの手術室も使用中だった状態を、あらかじめ一つ空けておくようにし、緊急の患者はこちらの手術室で対応するようにしたところ、ほかの手術のスケジュールを乱すことなく、病院の手術件数は毎年7〜11パーセント増加させることに成功しました。

ビル・ゲイツは締め切りを守れない人を徹底的に嫌い、特に論理的に言い訳をする人もこの世で一番というほど嫌ったと言います。

お金は失っても、あとでいくらでも取り戻せますが、ビル・ゲイツであろうと、私たちであろうと、失った時間は二度取り戻すことはできません。

皆さんも、少し有限な時間というものを意識して仕事をしてみて下さい。

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である

  • 作者: 中島聡
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2016/06/08
  • メディア: Kindle版