Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちは」。地域のお店は生活情報を提供するカフェになります。

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皆さんはどんな時にカフェに行かれますか?毎日、職場と自宅を往復するだけの日が続いているという方も多いかもしれませんが、やはり週に一回ぐらいは職場でも自宅でもない落ち着いた場所で、ゆっくり考え事をする時間も必要なのかもしれませんね。

「カフェが街をつくる」という本の中で、著者の入川ひでとさんは核家族化や街の商店街の衰退などで、昔は当たり前に存在していた共同体がどんどん無くなってきているため、カフェは現在のような、ただコーヒーを提供するだけの場所ではなく、もっと、人間同士がつながることができるハブのような存在になっていくべきだと述べています。

例えば、入川さんが運営に関わるカフェではわざとメニューの字を読みにくくして、お客さんとの会話のきっかけを作ったり、「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちは」と声をかけることで、店員とお客さんという関係ではなく、一人の人間としてフラットにコミュニケーションを取ろうと心がけているそうです。

また、カフェのある地域を積極的に掃除することで、その地域の人たちに受け入れてもらう努力をしたりするなど、どんどん地域の方が望むことを進んで提供していくことで、カフェが一つのお店から、人々が循環する地域の場所の一つになっていくわけですね。

では、各地域にある様々なお店の立ち位置はどうでしょうか?もし、地域の人たちがわざわざお店に行かなくても、グーグルで検索すれば大体の情報は分かるかもしれません。でも、地域に密着した情報すべてグーグルに載っているわけではないですよね?

そういった意味で、それぞれのお店もただお客様にサービスを提供するだけではなく、カフェのように地域に浸透して、地域に住む人たちが生活をする上で何か困ったことがあれば、気軽に立ち寄れる場所になっていくべきなのではないでしょうか。皆さんが気軽にカフェに入る感覚に近いかもしれません。

人工知能が世の中に普及してくるにつれて、「お客様と店舗スタッフ」という関係から、しっかりとした「人間と人間」の関係に変化させていく必要がありますね。サービスを提供してお金を儲けるという単なる経済至上主義だけでは、もう世の中はきっと成り立ってはいかないでしょう。

地域に本当に必要とされてこそ、様々なお店の存在意義があると言えます。今日は、ちょっと勇気を出して、「いらっしゃいませ」ではなく、気軽に「こんにちは」と言ってみて下さい。

カフェが街をつくる

カフェが街をつくる

  • 作者: 入川ひでと
  • 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
  • 発売日: 2012/12/13
  • メディア: 単行本