Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

短い時間で、高い生産性を上げる「24時間営業にして、果たして生産性は上がりましたか?」

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最近はテレビ、新聞、そして雑誌などを見ていても「働き方革命」という言葉がとにかく目につくようになりました。

この煽りを受けて、日本の大企業は残業を減らすために仕事をどんどん外注しているようですが、結局これではシワ寄せが従業員から外部の誰かに移っているだけなので、日本全体の生産性向上にはあまりつながりません。

とにかく日本全体の生産性を上げていくためには、大企業だけではなく、日本で働くすべての人が「短い時間で、高い生産性を上げる」ということを常に意識して日々の業務に取り組んでいくことが大切です。

とにかく生産性を徹底的に重視したドイツの企業で働かれている隅田貫さんが書かれた「仕事の『生産性』はドイツ人に学べ 『効率』が上がる、『休日』が増える」という本をめくりながら、これからの日本の働き方について考えてみましょう。

OECDの2015年のデータによれば、日本人一人あたりのの年間労働時間は1719時間なのに対し、ドイツは1371時間で、単純計算してもドイツ人は日本人よりも一年間で43日も多く休んでいることになります。さらに一人あたりの生産性を見てみても、日本は世界22位なのに比べて、ドイツは19位ですから、ドイツ人は日本人よりも年間43日も多く休んで、日本人よりも高い生産性を上げているんです。

私は、この日本とドイツとの生産性の差は個々の仕事のスキルの差と言うよりは、人生に対するマインドの違いのような気がするんですね。例えば、日本ではコンビニからファーストフードのお店まで24時間営業しているのが結構普通だったりしますが、労働効率を重視するドイツではスーパーやデパート、そしてレストランは本当に日曜日になるとすべて閉まっていると言います。

確かに消費者としては、日本は24時間営業しているお店は便利かもしれません。しかし、企業側からしてみれば、24時間営業にしたことで、果たして生産性は上がっているのでしょうか?ほんの数パーセントの午前3時に食事をする人のために、従業員が何人も深夜に働く必要があるのでしょうか?

ドイツの人々は「残業をしたら評価が下がる」という意識が常にあり、できるだけ早く家に帰ってプライベートを楽しみたいという思いが強いため、職場で簡単な雑談程度はするみたいですが、すぐに仕事に戻って、必ず定時で仕事を終わらせるのだと言います。

また、日本では月〜金曜日を「平日」と呼びますが、ドイツでは「働く日」という呼び方をし、むしろドイツ人からすれば、働くこと自体が特別なのであって、ドイツ人にとっては常に休んでいることが当たり前なんですね。

ちょっと、日本で「常に休んでいることが当たり前」なんて言ったらカンカンに怒られそうです。しかし、これだけ休んでいても、ドイツの方が生産性が高いという結果が出ているのですから、やはり生産性を上げるヒントはしっかり休むというところにあるのかもしれませんね。

皆さんも、少しずつで構いませんので、こういった概念を仕事の中に取り入れていっていただければ嬉しいです。

仕事の「生産性」はドイツ人に学べ 「効率」が上がる、「休日」が増える

仕事の「生産性」はドイツ人に学べ 「効率」が上がる、「休日」が増える

  • 作者: 隅田貫
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2017/09/28
  • メディア: 単行本