Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

日当たり次第で、部屋の価値は1坪あたり30万アップする。

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賃貸マンションで部屋を選ぶ際に気になることといえば間取りや築年数などがあげられますが、日当たりについても注意しながら物件探しをする人も多くいることでしょう。

実際、1日を通して日差しの入る時間の長い南向きの部屋が一番人気と言われており、土地の値段も日当たりが大きく影響するそうで、朝日が入り日中も日差しが入る東南角地の土地であれば、1坪あたりの価格は平均20〜30万円アップすると言われています。

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最近では、住宅やビルを建設する前にどれくらいの日差しが室内に差し込むのかを正確に計算できるソフトウェアが開発されており、例えば、アメリカ、カリフォルニア州に本社を構えるオートデスク社が開発したソフトウェア「Levit LT」では、どのように太陽光が建物に当たるのかを3D画像でシミュレーションすることができるそうです。

このソフトウェアを使用すると、時間の流れとともに変化する太陽光がどのような角度で室内に差し込むか、また、周囲にあるビルや木などの影がどのように影響してくるかも視覚化できるため、住宅を建設する場合にどの部分にどのくらいの大きさの窓を設置すればいいかの判断材料になります。

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(出典:autodesk.co.jp)

メガソフト社が提供する建築用の3Dデザインソフトウェアでもオートデスク社のLevit LTと同じように太陽光の変化を確認することができますが、春夏秋冬をワンクリックで選択すれば、それぞれ季節での変化具合を確認することが可能です。

季節ごとの変化が事前に分かれば夏場の日差しを避けるためのひさしやルーバー(日除けや目隠しに使われるフェンスのようなもの)の幅や角度を決める手がかりになり、冬は暖かく夏は涼しい建物を設計することが可能になります。

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(出典:megasoft)

また、太陽光発電パネルを備えた住宅を建設する場合には1年を通してなるべく長時間太陽光が当たる位置に設置した方が有利ですから、日陰や日照のシミュレーションが大いに役立つことになるでしょう。

テクノロジーが進化すればするほど資産価値の高い物件を生み出すことができるのはとても喜ばしいことですが、それ以前に、テクノロジーによって人々が望む住宅や建物を提供できることこそが私たち不動産業者にとって、もっとも幸せなことなのかもしれません。

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