Good Life Journal

日常生活における「疑問?」を「確信!」へ

数値化は上司から押し付けられるものではなく、上司を説得するものとして使って下さい。

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皆さんは自分が数字に強い方だと思いますか?

数字というと、毎月の営業のノルマだったり、「自分は数学が苦手だから」と学問的に考えてしまうかもしれません。しかし、ビジネスで使う数字というのは足し算、引き算、掛け算、そして割り算ぐらいで、それ以外の数学的な概念を使うことはほとんどないんですね。

もう皆さんも「ビジネスでは数字が大事」ということは耳にタコができるくらい聞かされているかもしれませんが、上から押し付けられる受け身の数値化ではなく、部下が上司を動かせるようになる数値化で、孫正義社長の社長室長として活躍された三木雄信さんの「孫社長にたたきこまれたすごい『数値化』仕事術」という本が非常に分かりやすかったのでご紹介させて下さい。

どれだけ数字が大事と言っても、日本の人口は1億2000万人であるという数字はただのインフォメーションでしかありません。

もし、「次の10年で人口は700万人減り、2060年には9000万人を割り込み、高齢者は40%に達することから、この人口減少分の労働力をカバーするために日本はテクノロジーや人工知能に積極的に投資していかなければならない」というところまで落とし込むことができれば、これはナレッジと呼ぶことができます。

例えば、もし、皆さんが最近毎日事務処理やクレーム対応に追われて、営業にあまり時間がとれていなかったとしましょう。

これを上司にいくら説明しても「自分でしっかり時間のマネージメントをして、優先順位をつけて仕事をして下さい」と言われてしまうかもしれませんが、もし毎日の事務処理が1時間減って、クレーム処理を20%落とすことができたら、新規のお客さんを訪問できる件数が毎日3件も増えて、売上もこれだけ上がるという数字を出すことができれば、すぐ上司を動かせるかもしれませんね。

孫正義さんとミーティングする時に数字を並べて、単なる結果報告などをするものならば、「『どうだったか』はいい。『どうするか』を話せ」とカミナリが落ちるのだそうです。最近ではITツールなどの普及で、様々な数字が簡単に取れるようになった関係で、無駄な数字が社内にどんどん増えて、無駄が無駄を呼ぶ「数値化メダボ」に陥っている企業が結構多いそうです。

結局、未来のアクションにつながる数値でなければ何の意味もありません。ソフトバンクが常に圧倒的な強さで勝ち続けているのは、ただデータを集めて分析をするだけではなく、実行(Do)をすることで数値の精度をどんどん高めているからなのだと言います。

皆さんも、営業目標の受け身の数値化ではなく、「ここを改善すれば、これだけの利益が見込めます」という上司や上層部を動かすような積極的な数値化を行ってみて下さい。

数字で示されたら上司も動かざるを得ないと思いますから。

孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術

孫社長にたたきこまれた すごい「数値化」仕事術

  • 作者: 三木雄信
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2017/08/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)